イラン、トルクメン・ガス交換を10倍に拡大する用意あり

経済

イランのプレスTVは報じた通り、イランのジャバド・オウジ石油相は、土曜日にテヘランでトルクメニスタンの高位代表団と会談し、トルクメニスタンとのガススワップ量を最大10倍まで増やすことができると述べた。

トルクメニスタンの代表団は、経済・財政問題を担当するセルダール・ベルディムハメドフ政府副議長とラシード・メレドフ内閣副議長兼外相が率いていた。

会談後、石油相は、イランのインフラはトルクメニスタンから受け取ったガスを1日あたり最大4000万立方メートル(mcm)近隣諸国へ移送することができると述べた。

オウジは「今日、我々は友好国であり兄弟国である(トルクメニスタン)に対して、近隣諸国とのガスの輸入と交換について、1日あたり最大40mcm、年間100-150億立方メートルまでの準備が整っていると宣言した」と述べた。

この発表は、イランが11月末にアシガバートで合意された三国間協定に基づき、カスピ海の東側に位置するトルクメニスタンから受け取った天然ガス約4mcmをカスピ海の西側に位置するアゼルバイジャンへ移送し始めた数日後に行われた。

2日間のテヘラン訪問中、トルクメニスタン代表団はライシ大統領をはじめとするイラン政府高官とも会談を行った。