地域で最大のガス化学コンプレックス開催

経済

ガラボガズ市では2018年9月17日にバルカン州への出張中だったグルバングリ・ベルディムハメドフ大統領の参加により、新しい産業施設「ガラボガズカルバミド」工場のグランドオープンが行われました。

国の化学産業の生産インフラを補充する企業を立ち上げるお祝いの式典には国の指導者、外国の外交使節団とメディア、外国企業の代表が出席しました。

国家元首は象徴的なリボンを切って建物に進み、歓迎のスピーチを行いました。

この地域で最大の投資プロジェクトは、外国のパートナーである三菱商事(日本)とガップインシャット(トルコ)によって行われました。 超近代的な企業では最新の世界技術が採用されています。

そしてデンマークの会社Haldor Topse ASの開発により、一日2千トン、年間66万トンのアンモニアの生産が可能になり、濃縮固体窒素肥料・尿素の生産における主原料として使用されます。ここでは、1日あたり3千500トン、年間100万15万5千トンの尿素肥料が生産され、海上輸出が計画されています。

この目的のために、ガラボガズ市では、地元の港が完全に再建されました。これは尿素を外国に送るための最も重要なポイントとなります。工業施設が最大生産能力に達すると国内の尿素生産量は200万トン以上になります。

トルクメニスタンのガラボガズゴル湾は自然条件の下で硫酸ナトリウムなどの貴重な塩鉱物の結晶化が産業規模で発生する地球上で数少ない場所の1つです。湾岸のガラボガズ市にもう1つの尿素プラントを建設し、その「黄金の底」が硫酸塩産業の原料基地として機能することは多様な鉱物産業の形成における次のステップで輸出の可能性を高めています。

農業に非常に効果的なミネラル肥料を提供することは、栽培作物の収量を増やす上で非常に重要であり、また国の豊富な食料と家畜および養鶏の飼料ベースの開発を確保するための鍵です。

「ガラボガズカルバミド」工場 で製造された製品の大部分は、すでにこのタイプの化学製品の購入に強い関心を抱いている外国の消費者に届けられる予定です。