トルクメニスタンの歴史的・文化的遺跡がユネスコの世界遺産に登録されました

文化

           私たちの尊敬される大統領のリーダーシップの下、世界中に私たちの国の遺産を探求し、発展させ、広める活動は勢いを増しています。現在のところ、歴史的および文化的価値の保護、その修復、ならびに国内のモニュメントの研究およびその分布に関する研究は大きな価値をもたらしています。私たちの親愛なる大統領のおかげで、私たちは科学的根拠に基づいて国家の文化的価値を探求する機会を得ました。私たちの精神的遺産を保護するために、トルクメニスタンの州に歴史的および文化的保護区が作られました。これらの野外博物館とも言える保護区への遠足等を計画し、歴史的価値観に若い世代を触れさせることは、愛国心、誇り、そして彼らの国の歴史への興味を生み出します。19世紀から20世紀にかけて、考古学的研究が行われました。

発掘調査作業はトルクメニスタンの西部オグルジャリ島のハザル(旧チェレケン)から50km離れた場所で行われました。ここで考古学者によって発見された釣り道具、数種類の水差し、数種類の靴は、古代の人々が数年間ここに住んでいたことを示しています。データによると、トルクメン人は約400〜500年前にオグルジャリ島に居住を始めました。いくつかの情報源では、この場所はアイダック島とも呼ばれていました。オグルジャリ島の島民は釣りをするだけでなく、石油や塩などの天然資源を売買する取引も行っていました。長老たちの話によると、アンナギリチというリーダーが島民を束ねていたようです。

またオグルジャリ島では酪農も行われていました。これは、ハザル歴史博物館とオグルジャリ島の地中にから発見されたものからも証明されています。 歴史的データは狩猟用具の製造のための特別な技術があったことを見せてくれています。ここで見つかった皿や水差しのかけらには、 鳥、魚、馬、ラクダなどのさまざまな絵が描かれています。鳥、馬、ラクダは家庭で飼育される最初の家畜です。歴史的データによると、オグズ族の紋章は鳥でした。カーペットの模様にも鳥はよく用いられています。そしてオグルジャリ島では陶芸の技術が広く発達しました、そしてそれは視覚芸術の枝の1つであると考えられています。

今でも古いオグルジャリの領土では、トルクメン人が使用していた家庭用品の遺跡を見ることができます。したがって、言えることはトルクメン人はハザールの古い居住者だったという事です。彼ら共に働き、隣人と取引しました。この島での主な経済活動は、鉱業、道案内、釣り、狩猟でした。

「遺産を大切にすれば人は失われない」と言われるように、トルクメニスタンの豊かな独特の文化遺産を博物館の訪問者に色鮮やかに示し、故郷の歴史に親みを持たせるでしょう。