トルクメニスタンにGTGプラント完成

経済

トルクメニスタンの首都アシガバート北部約30kmの砂漠地帯(オバダンデペ地区)に埋蔵量世界第4位を誇る天然ガスからガソリンを合成する世界最大のプラント(GTG、1,800t/日)が完成しました。

プラントは日本の川崎重工により建設され、国の産業基盤の一端にすることを目指す事業です。

式典はアシガバート市内のミザンビジネスセンターで行われ、尊敬するベルドイムハメドフ大統領、日本の政府関係者、川崎重工など日本企業関係者やCIS各国、トルコ、中国、中東各国からも出席し周辺地域での注目度の高さを示しました。

現代化学工業の端緒であるアンモニア合成は天然ガスが原料であり、それから生み出された化学窒素肥料は国の経済発展に貢献します。トルクメニスタンの肥料プラントはすでに日本の技術で完成しています。

天然ガスから化学的に合成するガソリンは、原油から蒸留精製するガソリンと比較して不純物が少なく「環境問題」へのひとつの提案になるものと期待されています。